クリアで自然な音で楽しみたい
対話支援機器の技術を活かした新しい携帯型聴覚サポート機器
リスニングモニター『comuoon pocket』誕生
comuoon pocket(コミューン ポケット)は音質を追求して開発された、全く新しい携帯型聴覚サポート機器です。従来の補聴器や集音器と区別するために、私たちはこれを「リスニングモニター」と呼んでいます。人の声が聴こえやすいのはもちろん、家や出先で味わう音楽や映画、森や浜辺での自然の音をより臨場感を持って楽しむことが可能です。累計販売台数12,000台を超える対話支援機器シリーズ「comuoon」の新ラインナップとなります。
※本製品は、医療機器認定を取得した補聴器ではありません。
comuoon pocketとは
これまで弊社では「対話支援」をコンセプトに聞こえの支援機器開発を行なってまいりましたが7年に亘りcomuoonで培った高精細音響技術をベースに、2000人にのぼる個人のお客様の声を形にしました。
comuoon pocketは聞こえが気になる方が装用する次世代の集音器です。
ユーザーボイス
西田 伊豆美さま
NPO法人
日本ユニバーサル・サウンドデザイン協会
理事
きこえにお悩みの方の相談を受けることが多いので、comuoon pocketが手元に届いてから色々な方に試聴していただきました。
例えば、同僚のお母さまは、大声での会話が日常的になっていたのですが、comuoon pocketをつけてもらうと普通の声量で話してもはっきりと声が聴こえたことにとても感動されていました。
また、カラオケスナックを経営されている方は集音器を使いながらもあまり会話や音楽が聞こえていなかったそうですが、「(comuoon pocketを通して)音も会話もクリアに聞こえた!」と、笑顔でcomuoon pocketを装着している写真を送ってくれました。
中石さんが仰っていたcomuoon pocket開発のきっかけと同じく、卓上型comuoon®︎を使っていた方から「外でも使いたい」というお声は以前からよくいただいていました。
実際その方にも試してもらったのですが、やはり反応も良く、笑顔になりますね。
訪問診療の際にcomuoon mobileを使っている先生も「ぜひcomuoon pocketを使ってみたい」と仰っていたので、きこえづらい方自身もそうですが、きこえづらい方と接する機会の多い方も注目されていると思います。
自分自身では車の中やライブ会場で使用してみました。
車の中での使用には、イヤホンマイクが合っているかなと思いました。
本体マイクよりも人の声が聞こえやすくて良かったです。
ライブ会場でも、必要以上の音が入ってこないので気持ち良く音楽を聴くことができました。
軽量で持ち運びしやすい分、外で失くすことを心配される方もいると思うので、首にかけられるストラップがオプションであると良いと思います。
また、卓上型comuoon®︎は使用用途によってマイクを選択しますが、耳に装着する形もcomuoon pocketのような有線タイプから無線タイプ、ヘッドフォンタイプなど色々選択できるようになると嬉しいですね。
峰村 直樹 さま
有限会社 峰村
代表取締役
小規模多機能型居宅介護 オハナ 運営
手元に届くのを今か今かと待っていました。
卓上型comuoon®︎以上にクリアな聞こえを感じ、話す側もマイクを介さずに普段通りに話せて煩わしさもなくいいなと思いました。
イヤホンの装着が少し難しかったのですが、テレビの視聴や賑やかな場所など様々な場所でクリアに聞こえました。
卓上型comuoon®︎は、講演会など一般的なスピーカーとして、個別又は複数相手に対して活用しやすいですが、comuoon pocketは、場所や使用用途を問わず、聞こえづらい方が耳に装着するだけで聞き取りやすくなったことが素晴らしいと感じました。
施設内と体操教室でも試聴してもらったのですが、「イヤフォン自体にマイクが付いていることで、普通に遠方に暮らす家族と電話で話せるようになりお互いに助かった。」とか、「体操教室では、積極的に他の参加者と話すようになった。」という声もいただきました。
卓上型から装用型へと選択の幅を広げたcomuoon®︎、今後更なる進化として耳に装着するワイヤレスタイプなどがあるとより使いやすくなると思います。
M.Uさま
普段は補聴器を使っているのですが、家族親戚が大勢集まったときに、時間が経つと補聴器では次第に聴こえ難くなっていました。
そんな時に息子に薦められてcomuoon pocketを使ってみたところ家族親戚の話を聴き取ることができました。
しかし、97歳の私が操作するには、左右バランスの調整をするところなどが少し分かりづらいなと感じました。
自分一人で使いこなすのは少し難しいのですが、家族親戚が集まったときに息子に操作してもらって、家族との会話を楽しみたいと思います。
Y.Tさま
クラウドファンディングで支援させていただく前に、試作段階のcomuoon pocketを試用させていただきました。
その時にこれまで使っていた補聴器と比較にならないほど、柔らかく優しい音質を実感し、とても感動したことを覚えています。
パーカッションを習っているので、音楽に接する機会が多く、高音質の補聴機器は何より嬉しかったです。
comuoon pocketの到着を待つ間に聴力が著しく低下してしまったため、もう少し聴力の低い人でも聴き取れるパワーのある製品を今後開発していただけると嬉しいです。
H.Hさま
高齢者支援や聴覚障がい支援のボランティアをしており、何か少しでもより良い支援に繋がるのでは?と思い、クラウドファンディングで支援させていただきました。
初めて装用した時には、離れていてもテレビの声がはっきりと聞こえてきて、聴覚に不安のある方も「きれいに聞こえる」と喜ばれていました。音や声はきれいに聞こえてきますが、イヤーピースの具合でしょうか耳の中でズレることがありますので、それぞれの耳穴にフィットするイヤーピースがあれば良いなと思っています。
Sさま
※家族(娘さん)のコメント
卓上型のcomuoon®︎を以前から使っておりました。
本人は耳に何かを装用することが苦手なようで、補聴器も何度もトライしては却下されていたので、どうしても伝えておかなければならないことは何度も何度も繰り返し話をしていたんです。それでも間違った認識で伝わっていることが多かったですし、どうしても声が大きくなってしまって、お互いに疲れてしまうこともありました。
しかし、comuoon pocketは大事な会話の時に自ら着けてくれるんです。聞こえるからだと思うんですよね。それが嬉しくて着けようとしてくれる。おかげでとても楽になりました。本人もですが、私たち家族が一番助かっているかもしれません。 やっぱり”人に伝わっていない”というのは、心を寂しくさせてしまう1つの要因だと思います。言葉の行き違いで寂しくなってしまうこともありますし。comuoon pocketはきこえを良くするのと同時に、人との関係を良くする機器でもありますね。
M.Oさま
中石さんが出られていた『夢の扉』を見てcomuoon®︎に興味を持ち、卓上型を購入して使用しています。
以前から難聴のため補聴器を使っているのですが、今回comuoon pocketを使ってみて、とても自然に近い音だなと感じました。
主にテレビを視聴する際に使っていますが、comuoon pocketは使用している補聴器に比べてマイルドで自然な音。それでいて雑音も入ってこないので快適に視聴できています。
印象としては、補聴器と集音器の間、集音するところはうまく拾って、音を届けるところは補聴器にも劣らないなと思っています。
comuoon pocketは5つのモードを選択できるようになっていますが、自分で周波数をダイヤル調整できるとより良いですね。自分の聞こえの具合に合わせて使用したり、操作ボタンも、音量・ダイヤル調整・マイク切替の3つくらいだとどんな方でも簡単に使えそうな気がします。
アンケート結果
集音器利用者に対してアンケートを取ったところ、以下のような結果が得られました。
comuoon pocketはテクノロジーとデザインで、音声コミュニケーションにおける不満・課題を解決します。
医療機関の協力により、語音聴取に関する効果を実証
独立行政法人国立病院機構 東京医療センターの聴覚障害研究室室長である和佐野浩一郎先生の協力を得て、軽度から中等度の難聴患者12名を対象にcomuoon pocketの補聴効果を調査。補聴器装用時と非装用時、そしてcomuoon pocket装用時の語音明瞭度を比較しました。
その結果、医療機関で調整された補聴器には及びませんが、comuoon pocketは調整の必要性が無いにもかかわらず、独自の高精細音響により、裸耳の状態よりも語音明瞭度が向上することが示されました。
comuoon pocketプロモーションムービー
YouTubeチャンネル「もじゃもじゃ先生の耳研究所」にて特別動画を公開中です。
利用シーン
comuoon pocketはコンパクトなサイズ※に、いつでもどこでも便利に使えるよう、
音質、操作性、バッテリー耐久といったあらゆる面から高クオリティな機能を集約いたしました。
※横5㎝縦9.7cm厚さ1.9cm:名刺・カードよりやや大きいサイズ。重さ63g:卵一個分。
会議、打合せなどの
ビジネスシーンなどでの利用時に。
屋外・外出先での利用や、
車内(運転者自身を除く)での
移動時にご活用いただけます。
自宅でのご家族での
会話・コミュニケーションや、
テレビなどの視聴時に
機能
5種のシーン切り替えモードを搭載
音声の聞き取りは自身の聴力の変化だけでなく環境音に大きく影響されます。その環境の音場特性を加味し5つのプリセットパターンを搭載しました。①車内での会話、②会議での複数人の声、③女性の声、④男性の声を強調、⑤特性なしモードを活用し様々な環境に合わせて最適な聞き取りを実現します。
2つの用途別マイクを搭載
耳介(じかい)を活用し、自然集音される音源を的確に集音するためイヤホン部に設置された高性能マイクと、騒音下においては周辺の騒音をカットし、音声の集音効果を高めるために本体に設置されたマイクを状況に合わせ、切り替えて最適なマイクを選択できます。
長時間のバッテリー駆動を実現
充電式タイプの内蔵バッテリーを採用し、最大約21時間の連続使用が可能。長時間の外出時でも安心してご利用いただけます。
※最大使用時間は満充電の状態で、本体マイクを使用し、音量を3に設定した場合
※使用時間は、使用環境やバッテリーの劣化度により異なります。
技術
独自特許SonicBrain®を搭載
声や音は耳だけで聴いているのではなく耳と脳で聴いています。
SonicBrainは弊社がこれまで培ってきた高精細音響技術とソフトウェアによる独自調整技術を組み合わせ、脳が音声処理しやすい音響特性を実現しています。
デュアルマイクで集音性能を向上
本体内蔵のマイクと、無指向性のイヤホン内蔵のマイクの2種を搭載しています。マイクを切り替えて使用したり、騒音の中でも目的の音を聞き取りやすくする処理を可能としました。
ヘッドホンアンプ
高級オーディオ機器に用いられるデュアルモノ・バランス型アンプを採用しました。
左右のそれぞれのイヤホンを1つのアンプで駆動させることで、ノイズに強く超高精細なサウンドを実現します。
大容量電源回路
1000mAH以上の大容量Li-Poバッテリーと電源部にリカバリースピードの速いSiCダイオードを採用。電源の応答速度を向上させ、大信号時のレスポンス向上を実現させたことで高精細な音質を実現しました。
最新プラグを採用
高級オーディオ機器で採用が広がっている4.4mm 5極のPENTACONNプラグを採用。ケーブル内で、左右の音の信号が混ざることを防ぎ、音をクリアなままイヤホンまで届けます。
コンデンサーマイク
音質装用感にこだわったイヤホン一体型コンデンサーマイクです。利用者への協力を受け、実証実験を行いマイク部の最適な角度を算出しました。筐体はcomuoon同様のエッグシェイプデザインとし快適な付け心地を実現しました。
研究開発協力メンバー
和佐野 浩一郎 先生
独立行政法人国立病院機構 東京医療センター
聴覚障害研究室 室長
comuoon pocketは今までの集音器と比べると低音を中心として比較的幅広い音が出るなという印象があります。comuoonシリーズの開発というのは自分の力で調整を行いながら良い聴こえを実現するっていう意味で非常に面白い試みだなという風に思いました。
TOSHI NAGAI 氏
プロドラマー
ユニバーサル・サウンドデザイン(株)技術顧問
CLEARNESS EARPHONEプロデューサー
歪んでいる悪い音をいくら大きくしてもやっぱり耳に入ってくるのは、悪い音の音量が大きくなっただけなのでこのcomuoon pocketはクリアネスイヤホンのイヤホンが採用されているということで音量を上げなくて良い。
良い音を聴いて、その音はどうやって出すんだろうというところからどういう風に叩けば良いんだろうというところで僕は勉強していったりもするので物凄く大切な耳なんですね、僕にとっては。
comuoon pocketに関するの研究発表:
第67回日本聴覚医学会総会・学術講演会
第9群 補聴1
携帯型聴覚サポート機器 comuoon pocket の補聴効果に関する検討
加藤秀敏,橘 奈津美,南 修司郎,中石真一路,和佐野浩一郎 368
TOSHI NAGAI氏プロデュース:
クリアネスイヤホン